AIアプリ開発のためのハイスペックPC
ほんの数年前までは、（ゲームアプリ開発などは別としても）プログラミングするのに、それほど高性能な PC は必要ありませんでした。そこそこの性能のノートパソコンがあれば、Jupyter Notebook や Google Colab で高度なデータ分析も可能でした。
しかし、生成 AI の登場で事情は一変しました。近年、ChatGPT を始めとする大規模言語モデルが次々と開発されており、その中には、Llama 2 のようにローカル環境にインストール可能な比較的軽量なモデルもあります。軽量とはいえ、生成 AI を丸ごとローカル環境にインストールしてアプリ開発に活用するためには、大きな GPU メモリとストレージ容量を搭載したパソコンが必要不可欠です。
それで、この記事では、BTO (Build To Order) パソコン販売の代表格「マウスコンピューター」の商品の中から、AIアプリ開発に適した PC を選んでリストアップしてみました。
大型ディスプレイのPCで作業ストレスを軽減
プログラミング環境として、GPU や CPU も大事ですが、画面の大きさも結構重要です。たとえば、Visual Studio Code などの IDE（統合開発環境）を用いる時には、いくつものウィンドウを同時に見ながら作業するので、スクロール回数を極力減らすために、画面サイズが大きいに越したことはありません。そこで、17.3型フルHD液晶画面を搭載した mouse K7-I7G50BK-A をピックアップしてみました。マウスコンピューターさんの豊富なラインナップの中でも、17.3 型は結構レアです。一般的な 15.6 型と比較して、約 23 ％広いサイズです（おそらくノートパソコンとしては最大級）。GPU は NVIDIA® GeForce RTX™ 2050 を搭載し、ゲーミングパソコンとしても使えるほどの性能があります。プログラミング用としては十分なスペックでしょう。仕事の息抜きにオンラインゲームしたりもできます（でも仕事に支障がないようにほどほどにね）。価格は税込 199,800 円。
パワフルなGPUを搭載したノートパソコン
クリエイター向けノートパソコンのラインナップからは、強力な NVIDIA® GeForce RTX™ 4070 GPU を搭載した DAIV Z6-I9G70SR-A をピックアップ。”RTX™ 40 シリーズ” なんて、もうその名称を聴くだけでワクワクしますよね（しませんか？）。まあ、何はともあれパワフルです。パワフルさを求める人はこんな PC を迷わず買いましょう。CAD も、3DCG も、そして AI アプリ開発も、これを使えば楽々こなせます。ディスプレイは 16 型液晶パネルなので、画面サイズも十分です。価格は税込 369,800 円。
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