目次
大文字・小文字に変換するメソッド
Python の文字列 (str オブジェクト) にはアルファベットを 大文字 や 小文字 に変換するメソッドが備わっています。
str.upper()
str.upper() は英字をすべて大文字に変換してコピーを返します。
# PYTHON_UPPER
my_str = "I need to tweak the code."
#(訳:コードをちょっと修正しないと)
# すべて大文字に変えます
my_str = my_str.upper()
print(my_str)
'I NEED TO TWEAK THE CODE.'
str.lower()
str.lower() は英字をすべて小文字に変換してコピーを返します。
# PYTHON_LOWER
my_str = "I WANT TO KNOW MORE ABOUT PYTHON."
#(訳:Pythonについてもっと色々知りたいんだ)
# すべて小文字に変えます
my_str = my_str.lower()
print(my_str)
'i want to know more about python.'
str.capitalize()
str.capitalize() は最初の文字を大文字に、残りの部分は小文字に変えてコピーを返します。
# PYTHON_CAPITALIZE
my_str = "pYTHON3"
my_str = my_str.capitalize()
print(my_str)
Python3
str.title()
str.title() は半角スペースで区切られた英字(たとえば英語であれば、文章を構成するすべての単語)の先頭文字を大文字に変え、残りの部分は小文字にしてコピーを返します。
# PYTHON_TITLE
my_str = "I have to debug the computer program."
#(訳:プログラムのバグを取り除かなくちゃ)
my_str = my_str.title()
print(my_str)
'I Have To Debug The Computer Program.'
str.swapcase()
swapcase() は大文字を小文字に、小文字を大文字に変換してコピーを返します。
# PYTHON_SWAPCASE
my_str = "Python Is A Powerful Language That Is Ideal For Various Purposes."
#(訳:Pythonは様々な用途に使える理想的で強力な言語だ)
# 大文字を小文字に、小文字を大文字に変えます
my_str = my_str.swapcase()
print(my_str)
'pYTHON iS a pOWERFUL lANGUAGE tHAT iS iDEAL fOR vARIOUS pURPOSES.'
【プログラミング日記】
「WP Code Highlight.js を導入しました」というお話をしたいのですが、サイト運営なんかとは無縁なまともな人は「???」となって、ここから出て行こうとするかもしれないですけど、出て行かれる前に急いで説明します。掻い摘んで言えば、
プログラミングのコードをきれいに表示させるプラグイン
のことなんですね、はい。ここでまた「プラグイン???」となって、当サイトから出て行こうとする人がいるかもしれないので、もうちょっと補足すると、プラグインとはサイト(正確に言えば WordPress というサイト管理システム)をパワーアップさせちゃうという便利な道具なのです。
ネットには似たような機能をもつプラグインというのがいっぱいあって、そこから何を使えばいいのかってことは、これまたあちこちググって情報収集してから決めるんですけど、このサイトを始めたときには Crayon Syntax Highlighter というプラグインを導入していました。この界隈では結構有名な代物です。しかし、ネットでは
「 Crayon は重いよ~。使わないほうがいいよ~」
という情報があちこちに散見されたので、自分ではさほど「重くなった」という実感はなかったのですが、「重い、重い」と言われているうちに、なんだか本当にサイトが重くなったような気がして(← 人の意見に流されやすい)、
「重いのはやだから、他のにしよう」
という決断にいたったのであります(←主体性に乏しい)。というわけで、こちらもまた業界(?)では有名な WP Code Highlight.js を導入することにしたのです。確かに Crayon に比べると機能が簡素で、サクサク動く感じがします。