英字を大文字・小文字に変換

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アルファベットを大文字・小文字に変換する

Python の文字列 (str オブジェクト) にはアルファベット等を大文字小文字に変換するメソッドが備わっています。

str.upper()

str.upper() は英字をすべて大文字に変換してコピーを返します。

# PYTHON_UPPER

# In[1]

my_str = "I need to tweak the code."
#(訳:コードをちょっと修正しないと)

# すべて大文字に変えます
my_str = my_str.upper()

print(my_str)

# 'I NEED TO TWEAK THE CODE.'

 

str.lower()

str.lower() は英字をすべて小文字に変換してコピーを返します。

# PYTHON_LOWER

# In[1]

my_str = "I WANT TO KNOW MORE ABOUT PYTHON."
#(訳:Pythonについてもっと色々知りたいんだ)

# すべて小文字に変えます
my_str = my_str.lower()

print(my_str)

# 'i want to know more about python.'

str.capitalize()

str.capitalize() は最初の文字を大文字に、残りの部分は小文字に変えてコピーを返します。

# PYTHON_CAPITALIZE

# In[1]

my_str = "pYTHON3"

my_str = my_str.capitalize()

print(my_str)

# Python3

str.title()

str.title() は半角スペースで区切られた英字(たとえば英語であれば、文章を構成するすべての単語)の先頭文字を大文字に変え、残りの部分は小文字にしてコピーを返します。

# PYTHON_TITLE

# In[1]

my_str = "I have to debug the computer program."
#(訳:プログラムのバグを取り除かなくちゃ)

my_str = my_str.title()

print(my_str)

# 'I Have To Debug The Computer Program.'

str.swapcase()

swapcase() は大文字を小文字に、小文字を大文字に変換してコピーを返します。

# PYTHON_SWAPCASE

# In[1]

my_str = "Python Is A Powerful Language That Is Ideal For Various Purposes."
#(訳:Pythonは様々な用途に使える理想的で強力な言語だ)

# 大文字を小文字に、小文字を大文字に変えます
my_str = my_str.swapcase()

print(my_str)

# 'pYTHON iS a pOWERFUL lANGUAGE tHAT iS iDEAL fOR vARIOUS pURPOSES.'

str.casefold()

str.casefold() は、文字列を大文字と小文字を区別しない形式に変換します。このメソッドは大文字と小文字を区別せずに文字列の比較・検索を実行したい場合に便利です。一般的に、casefold()メソッドはlower()メソッドよりも広範囲な変換を行います。例えば、ドイツ語の小文字 “ß” は “ss” と等価です。”ß” は既に小文字なので、lower() では何も行いませんが、casefold() は “ß” を “ss” に変換します。

# PYTHON_STR_CASEFOLD

# In[1]

text = "ß"
casefolded_text = text.casefold()
print(casefolded_text)

# ss

【Python】大文字・小文字変換メソッドのまとめ

・str.upper() は文字列のすべての文字を大文字に変換します。
・str.lower() は文字列のすべての文字を小文字に変換します。
・str.swapcase() は大文字を小文字に、小文字を大文字に変換します。
・str.title() は文字列内の単語の先頭文字を大文字に変換します。
・capitalize() は文字列の最初の文字を大文字に変換し、他の文字を小文字に変換します。
・str.title() は文字列内の各単語の最初の文字を大文字に変換します。
・str.casefold() は、文字列を大文字と小文字を区別しない形式に変換します。このメソッドは国際化やローカライズに関連する文字列比較に使用されることがあります。

コメント

  1. あとりえこばと より:

    【プログラミング日記】以前に「WP Code Highlight.js を導入しました」というお話をしたいのですが、サイト運営なんかとは無縁なまともな人は「???」となって、ここから出て行こうとするかもしれないですけど、出て行かれる前に急いで説明します。掻い摘んで言えば、「プログラミングのコードをきれいに表示させるプラグイン」のことなんですね、はい。ここでまた「プラグイン???」となって、当サイトから出て行こうとする人がいるかもしれないので、もうちょっと補足すると、プラグインとはサイト(正確に言えば WordPress というサイト管理システム)をパワーアップさせちゃうという便利な道具なのです。

    ネットには似たような機能をもつプラグインというのがいっぱいあって、そこから何を使えばいいのかってことは、これまたあちこちググって情報収集してから決めるんですけど、このサイトを始めたときには Crayon Syntax Highlighter というプラグインを導入していました。この界隈では結構有名な代物です。しかし、ネットでは
    「Crayon は重いよ~。使わないほうがいいよ~」
    という情報があちこちに散見されたので、自分ではさほど「重くなった」という実感はなかったのですが、「重い、重い」と言われているうちに、なんだか本当にサイトが重くなったような気がして(← 人の意見に流されやすい)、
    「重いのはやだから、他のにしよう」
    という決断にいたったのであります(←主体性に乏しい)。というわけで、こちらもまた業界(?)では有名な WP Code Highlight.js を導入することにしたのです。確かに Crayon に比べると機能が簡素で、サクサク動く感じがします。